御朱印拝受の旅、始めました。
神仏を恃まず
宮本武蔵の言葉です。
神仏を尊びて神仏を恃まず
神仏の存在は信じるし崇敬もするが、自らの人生を神仏に縋って生きるようなことはしない。
というのが大意ですが、まぁ、私もこんな御大層な信念こそ持ってはいないものの、神社に行っても特にお願い事はいたしません。
私の場合、お願い事がころころと変わるものですから、神様に対して申し訳なくて、いつも今日は、と、ご挨拶をする程度に留めています。
そんな私ですが、神社にお参りするのは好きなので、旅に出れば土地の神社に詣でておりますけれど、今までノータッチだったのが御朱印。
なんとなくミーハーな気がして手を出すのを控えていたのですが、この度、いよいよ御朱印を頂くことに致しました。
伊勢神宮の外宮から
きっかけは、先日友人と伊勢神宮を訪れたこと。
その友人は伊勢神宮がとても好きで、一緒に連れていっていただいたのですが、その友人が御朱印を集めていたのです。
先程申し上げたとおり、今まで御朱印には興味がなかったのですが、ふと何か感じるものがあったのでしょうね。
御朱印拝受の旅の始まりが、伊勢神宮というのは縁起が良い気もしました。
こういうのは、ぐだぐだ考えずにスパッとやる!
ということで、伊勢神宮の外宮で御朱印帳をいただき、最初の御朱印いただきました。
とってもシンプルな御朱印です。
ちなみに、御朱印をいただくのはちゃんとお参りをした後にすべきとのことのです。
スタンプラリーではありませんよ、いうわけです。
伊勢神宮の内宮へ
外宮で御朱印をいただいた後、内宮でも御朱印をいただきました。
休日ということもありかなりの人手でしたが、あまり待つこともなく御朱印をいただくことが出来ました。
おかげ横丁へ
御朱印をいただくことが目的とはいえ、やはり伊勢神宮まで来たら訪れたいのおかげ横丁です。
先ずは伊勢名物の伊勢うどんを食べます。
おかげ横丁で伊勢うどんを食べようと思えばお店はいくらでもあるのですが、今回お邪魔したのはふくすけさん。
旅人のお腹のことを考えて柔らかく煮込まれたうどんと、濃厚なたまり醤油。
歩き疲れた身体にするすると吸い込まれてゆきました。
伊勢うどんだけでは足りず、次に食べたのが明治42年創業の老舗精肉店である豚捨さんが提供するコロッケとメンチカツ。
汚い手が写っていて誠に申し訳ないのですが、パン粉が細かくてとても軽い食感。
大変美味でございました。
最後は猿田彦神社へ
お腹も膨れたところで、本日最後の神社として伊勢神宮の斜向かいにある猿田彦神社へ。
いただいた御朱印はなかなか立派なもので、墨書していただいた日付も本日いただいた中では一番味がありました。
次はどこにお参りしようか
神社へのお参り自体はよくしていましたので、ひとつの趣味として気軽に愉しめそうな気はしています。
あとはカメラを持ち歩くが如く御朱印帳を持ち歩けるかというところですが、あまり根を詰めずにやっていきたいと思います。
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