中国料理 菜格へ行く。
美味しい四川料理がいただけるお店
さて、前回もったいつけてみました、中国料理 菜格訪問の話。
先輩がオーナーシェフをやっているお店で、京都に行けば必ず行くというか、ここに行くために京都に行くというような感じなのですが、いただいたものを今までちゃんと紹介したことがなかったなぁ、と。
ただ、レポートとかいいつつグルメレポートが出来るほど、味に対する造詣も語彙も持っていません。
この味が好き!と思っても、どんな材料を使ってどんな調理をすればこの味になるのか分かりませんし、他のお店と比べられるほど食べ歩きをしているわけでもありません。
ですから、そこはなんとか写真で!美味しいそうだなぁと感じていただけると良いのですが。
とりあえず、今回食べたものの写真と簡単ながら感想を紹介して行きますよ!
中国料理 菜格の基本データ
以前も紹介したことがあるかもしれませんが、一応念のため。
場所については、GoogleMapをご参照ください。
公共交通機関で行く場合の最寄り駅は京都市営地下鉄の烏丸御池駅です。
まぁ、JR京都駅から歩いて行けないこともないのですが、それなりに遠いのであまりお勧めはしません。
烏丸通りから二条通りを鴨川方面に曲がり、少し進んでゆくと
小さな、しかし立派な看板が出ています。
お店のホームページはないですが、メニューや価格については食べログに掲載がありますし、定休日等はお店のFacebookページがありますので、そちらで確認することができます。
リンクを貼っておきますので、ご確認下さい。
料理のこと
中国料理と一口に言ってもいろいろあるのでしょうけれど、菜格でいただくことが出来るのは四川料理ということになっております。
私が菜格で食べる理由は、どの料理も先輩が自ら作ったものであるからということなので、出てくるものが四川料理であるかどうかは大した問題ではないのですが。
(四川料理が食べたい!ということでこれに辿り着いた人にとっては迷惑な話です。)
打ち明け話をすれば、もう10年も前に口永良部島で、両面を油で焼いてカリッとさせた素麺の餡かけとか、その辺で取ってきた葉っぱで蒸した蒸し魚とかを先輩に食べさせてもらってから、先輩の料理のファンなのです。
まぁ、そんな贔屓目が多少はあるとしても、ひとりのシェフが作る料理を前菜からデザートまで通して味わえるというのはなんとも贅沢な話だと思いませんか。
前菜、イカの山椒ソースとシェリー酒
さて、前置きがかなり長くなりましたが、そろそろ今回いただいたものを紹介していきます。
まずは前菜としてイカの山椒ソースとシェリー酒をいただきました。
美しい飾り包丁が入れられたイカの身に、緑色美しい山椒ソースを添えた一品。
イカは少しレアな状態で歯応えが心地良く、山椒ソースは、山椒ソースは、お酒によく合う味でしたということしか申し上げられません。
初めて飲んだシェリー酒は、たしかに白ワインをうんと濃くしたような味で、アルコールの刺激をあまり感じない危険なお酒でした。
メイン、鶏肉の山椒唐辛子炒めと紹興酒
次はメインとして鶏肉の山椒唐辛子炒めと紹興酒をいただきました。
鶏肉の山椒唐辛子炒めは、鶏肉の唐揚げと蓮根、ズッキーニ、ピーマン、ネギなどの野菜をたっぷりの山椒と唐辛子で炒めた一品。
供された際の刺激的な香りは衝撃的で、注文した本人はもちろん、近くのお客さんまでをもむせさせてしまうほど。
気になるお味の方も、もちろんとても刺激的!ではありますが、付け合わせの野菜が箸休めとしての効果を発揮してくれますし、香辛料のバランスが良いのか変に後を引くことはありません。
とにかくメインである鳥の唐揚げがとてもジューシーかつ柔らかくて、箸が止まりませんでした。
初めての紹興酒はロックにしていただきましたが、日本の清酒とは違い、どっしりとした野性味あふれる旨み。
こってりとした味付けの鶏肉の山椒唐辛子炒めと相性抜群で、食べ終わる頃には紹興酒もしっかり飲み干してしまいました。
〆、青菜炒めと麻婆豆腐
お腹もだいぶ膨れてきたので、そろそろ〆ようと思い、大本命の麻婆豆腐の前に青菜炒めを注文しました。
ちょっとお口をリセットしたかったので…。
青菜はあくまでもしゃきしゃき、ほんのりと生姜が香る美味しい青菜炒めでした。
そしていよいよ本当の〆、麻婆豆腐です。
ひき肉たっぷり、非常に食べ応えのある麻婆豆腐です。
先程の鶏肉の山椒唐辛子炒めほど辛くはないのですが、食べれば食べるほど舌が痺れてきます。
この痺れがたまりません。
念願の麻婆豆腐も完食して、本日の食事は終了となりました。
ゆっくりと食べる食事
菜格については、先程も書いたようにシェフが1人しかいないため、料理がゆったりと提供されます。
わいわいがやがや、すぐ出せます!的な料理を食べたい場合は他のお店に行っていただければ良いわけで。
一皿一皿、ただお腹を満たすための食事ではなく、丁寧に作られた料理をゆっくりと味わうことの妙味を改めて感じました。
さて、帰ります
さて、2回に分けてお届けした京都の旅もいよいよ終わりました。
翌日は帰途についたわけですが、ただ帰るのも面白くないので、滋賀やら岐阜やらを回って帰ってきました。
そのあたりの話についてはまた次回、ということで、本日もありがとうございました。
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